第25回日本定位放射線治療学会

The 25th Annual Meeting of the Japanese Society of Stereotactic Radiosurgery

開催会場

事務局

奈良県立医科大学
放射線腫瘍医学講座
担当:若井 展英
〒634-8522
奈良県橿原市四条町840
TEL:0744-29-8908
FAX:0744-25-3434
E-mail:jssr2016-office@naramed-u.ac.jp

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第25回日本定位放射線治療学会 当番世話人
奈良県立医科大学 医学部 放射線腫瘍医学講座
長谷川 正俊

平成28年5月27日(金)、初夏の京都において、第25回日本定位放射線治療学会を開催させていただくこととなりました。1992年の学会の設立からもう少しで四半世紀という節目になりますので、今回のテーマは「高精度放射線治療の新たな展開と標準化、個別化」とさせていただきました。

近年の放射線治療における技術および機器の発展には目覚ましいものがあり、特に高精度放射線治療は急速に進歩し、変化しています。定位放射線照射(STI)は、定位手術的照射(SRS:1回照射)と定位放射線治療(SRT:分割照射)に分類されていますが、定位放射線治療(SRT)と定位放射線照射(STI)がほぼ同義に使われていることもあり、また、ガンマナイフの”staged”のように、従来の分割照射とはやや異なる概念の治療法も行われています。リニアックでは、強度変調放射線治療(IMRT)、画像誘導放射線治療(IGRT)が急速に発展、普及して、適用の拡大、治療成績の向上、有害事象の軽減等が既に標準化しつつあり、さらに種々の高精度放射線治療専用機も使用されています。陽子線治療、重粒子線治療に代表される粒子線治療も全国に展開しつつあり、非常に注目されています。

高精度放射線治療の発展、多様化に伴う適用決定、精度管理、危機管理等が重要な課題になり、多くの腫瘍において、科学的エビデンスに基づく標準治療、ガイドラインが整備されていますが、ガイドラインだけで常に最適の治療方法を決定できるわけではありません。標準治療を十分に踏まえた上での個別化の意義が強調され、放射線治療における治療機器および治療法の選択も極めて重要な課題のひとつになっています。

多数の皆様に積極的なご発表、活発なご討論等にご参加いただければと存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

開催会場

事務局

奈良県立医科大学
放射線腫瘍医学講座
担当:若井 展英
〒634-8522
奈良県橿原市四条町840
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FAX:0744-25-3434
E-mail:jssr2016-office@naramed-u.ac.jp
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